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食生活アドバイザー

食生活アドバイザーとは

食のスペシャリストと呼ばれる「食生活アドバイザー」についてご紹介します。
食生活のアドバイザーとは、食に関して幅広い知識を持ち、適切なアドバイスで健康な生活を送るためのサポートをする人のことです。
消費者目線での食に関する知識から、食を提供する側の目線でも、幅広い知識を学習しているスペシャリストなので、学んだ知識は仕事にも実生活にも活かすことができます。

食について正確な知識を身につけたい方や飲食店で働く方、既に持っている管理栄養士や調理師免許に、さらに知識をプラスしたい方、家族の健康のために食の知識を活かしたい方などにおすすめしたい資格です。
また、医療や介護の現場でも美味しい食事はもちろん、衛生面にも注意する必要があります。食の安全に関する知識を取得していますので、介護や医療の現場で活躍する方にも適しています。

食に関する代表的な資格といえば、食生活アドバイザーのほかには、管理栄養士と調理師があります。
管理栄養士や調理師と違い、食生活のアドバイザーだけは受験資格がありません。年齢・性別・学歴・経験など一切関係なく、どなたでも受験することが可能です。
合格率は3級であれば65%、2級であれば35%と、しっかりと学習されれば十分に合格を狙うことができます。

試験

食生活アドバイザーの試験について、解説していきましょう。
試験の実施団体は、一般社団法人FLAネットワーク協会で、試験は毎年7月と11月の年2回行なわれ、2級・3級の併願受験も可能です。

試験会場は2013年度でいえば、東京・大阪・福岡・仙台・札幌など全国14カ所で実施されました。
試験は、実技試験はなく、筆記試験のみとなっています。
受験料は税込みで、3級4,700円、2級7,300円、3級・2級併願の場合であれば、12,000円です。

2級と3級の違いについては、試験範囲は共通ですが、3級は消費者目線の出題となっており、2級は食の提供者の視点が要求される出題となります。
2級を取得していると、企業によっては資格手当がついたり、昇進昇級の目安となることもあるので、食生活のアドバイザーは2級までの取得をおすすめします。

通信教育で学習される方も多いのですが、講座は4か月間の短期速習となりますので、しっかりと学びたいという方はスクールでまなぶという方法も検討してみましょう。
受験回数に制限はありませんので、万が一の場合でもその次の試験で、合格が狙えます。
どなたでも受験することができ、取得後は活躍の幅が広いということが、食生活のアドバイザーのメリットです。
食品関連業界や卸売業などの多くの企業でも、受験が推奨されています。