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情報セキュリティスペシャリスト

需要高まる情報セキュリティスペシャリスト

情報セキュリティスペシャリストとは、情報セキュリティのスペシャリストとして認められた者が有している資格のことです。

資格試験を主催しているのは独立行政法人の「IPA(情報処理推進機構)」です。
どのような資格でもまとめてどこかの業者、法人が管理しているわけではないので、情報セキュリティスペシャリストもIPAが管理、主催する形で資格が運用されています。

また、情報処理技術者試験としても知られている資格です。
そのため、情報のスペシャリストになりたい人が、情報セキュリティスペシャリストの取得を目指していることが多いため、一般的な情報処理技術者試験とは別物の試験としても有名なのです。

一般的な情報処理技術者試験の場合、情報の知識、取り扱いに長けているのかを試験するだけです。
しかし、情報セキュリティスペシャリストの場合は定められた法人などで、情報セキュリティ対策などを速やかに行えるのかもチェックされます。

つまり、情報セキュリティスペシャリストは情報処理できるだけではいけない資格なのです。
資格そのものも経済産業大臣が認定している国家資格として有名なので、キャリアアップを狙って取得を目指す人も多いのが、情報セキュリティスペシャリストという資格の特徴でもあります。

情報セキュリティスペシャリストの仕事内容

情報セキュリティスペシャリストの仕事内容ですが、主な仕事はセキュリティの内容を理解し強化することです。

情報のセキュリティ?と思う方もおられるかと存じますが、情報というのは脆弱性と呼ばれる部分が存在すると、第三者に見られてしまう情報となってしまいます。

もう1つは、管理上のリスクがセキュリティとして扱われることもあります。
管理上のリスクというのは情報を書類として扱うのか、誰が見ても良い書類なのか、保管先はどのような保管場所であることが正しいのか・・・などに関するリスクです。
どこでも良く誰でも管理できる情報では情報の価値が無くなってしまうでしょう。

近年では、このような仕事内容にプラスされる形で、インターネット情報としてまとめあげる人、管理する人、権限を付与する人という役割まで存在します。
つまり、実際の書類だけでなく、ネット上で管理される情報も、情報セキュリティスペシャリストがセキュリティ対策しなければいけないのです。

他にも、情報セキュリティに関するプロジェクトのまとめ役として抜擢されることもあります。
仕事内容は多岐にわたるため、経験者であればあるほど評価されるという一面もあり、近年では30代以上の方が、優先的に情報セキュリティスペシャリストを取得されている状況でもあるのです。