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ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイナーとは?

ウェブデザイナーはインターネット上で公開されるウェブサイトをデザインするのが仕事です。
ウェブサイトは企業や商店、個人などさまざまな団体や人々が何かを伝えるために、インターネットを通じて情報を公開しています。

このため、ウェブデザイナーは視覚効果が最大限に生かせるように発注者のイメージに合ったデザインを採用するだけでなく、ウェブサイトに訪れる人に情報がわかりやすく伝わるデザインを心がけなければいけません。
このように効果的な訴求力のあるウェブサイトをデザインするのがウェブデザイナーの仕事です。

近年ウェブデザイナーの業務は広がっており、単にウェブサイトのデザインやイメージを設定するだけでなく、ホームページの設計図であるHTMLやCSSコーディング、ロゴ、バナー、背景画像などのビジュアル素材の作成などが行われています。

ウェブデザイン技能検定とは?

ウェブデザイナーの技能や知識を評価する国家資格に、ウェブデザイン技能検定があります。

技能検定とは、政府が毎年実施計画を作り、それに従って中央職業能力開発協会が試験問題の作成などを行って実施されるものです。
国家試験ですが、試験は各都道府県が行っています。

ウェブデザイン技能検定は1級、2級、3級に分かれており、1級には上級、2級には中級、3級には初級程度の技能と知識が求められます。

3級はウェブデザイナーを目指す人や、ウェブデザイナーとして働いている人なら誰でも受験可能です。

2級は(1)2年以上、ウェブデザイナーとして実際に働いている人、(2)中央職業能力開発協会(協会)が認めたウェブ作成やウェブサイトの運営に関する科目を修了した職業高校、短期大学、高等専門学校、高等学校専攻科、専修学校、各種学校を卒業、または普通職業訓練を修了した人、(3)協会が認めた科目を修了し、大学を卒業した人、(4)協会が認めた高度職業訓練を修了した人、(5)3級の技能検定に合格した人のうち、いずれかの条件を満たしていれば受験できます。

1級は(1)7年以上、ウェブデザイナーとして実務経験がある人、(2)中央職業能力開発協会(協会)が認めたウェブ作成やウェブサイトの運営に関する科目を修了した職業高校、短期大学、高等専門学校、高等学校専攻科、専修学校、各種学校を卒業、または普通職業訓練を修了した後、ウェブデザイナーとして5年以上の実務経験がある人、(3)協会が認めた科目を大学で修了して大学を卒業し、その後3年以上の実務経験がある人、(4)協会が認めた高度職業訓練を修了した後、ウェブデザイナーとして1年以上の実務経験がある人、(5)2級の技能検定に合格し、その後ウェブデザイナーとして2年以上の実務経験がある人のうち、いずれかの条件を満たしていれば学科試験が受験できます。

学科試験を受験して合格すれば、実技試験へと進み、両方の試験に合格した人が1級ウェブデザイン技能検定として認められます。